ハムスターの気持ち
ハムスターの行動別感情表現をお伝えします(*^_^*)
ハムスターはとても耳が良いため、耳でも感情表現をします。
- ・すぐに背中を見せる
手の平に乗せたときにすぐに背中を向けるのは恐怖を感じている。
ハムスターの目は天敵を見つけやすいように上向きについています。手の平に乗せるときは上から掴まない様にしてあげてください。
ご飯を食べてるときに背を向ける場合は、ご飯をとられない様にしているだけです。
- ・回り車で突然止まる
野生のハムスターは1日3キロ前後移動するほど活発的なので、運動不足解消のため回り車を使います。
突然止まるのは野生の名残で「どこまで走ったか」「敵はいないか」を確認するためだそうです。
- ・鼻をヒクヒクする
嗅細胞が人間の40倍と言われているため、臭いを嗅ぐことで情報収集しているそう。
- ・一点を見つめる
大きな音などを聞いた後に一点を見つめて動かない時があります。
それはびっくりして体が固まってしまったときです。
また、近眼で30cm以上離れるとはっきりと見ることができないため、じーっと見て確認するそうです。
- ・後ろ足で立って耳をすます
周囲を警戒している時です。口を開けて歯を見せた場合は威嚇している時です。
- ・寝ながらご飯を食べる
天敵に襲われない様に頬袋に餌を詰め込み、巣穴に持ち帰って食べます。
寝ながら餌を食べるのは本能的な行動の為、無意識だそう。
- ・フンを食べる
「食糞」と言われる行動で、食べるフンは「盲腸糞」と呼ばれる特殊なもの。
野生のハムスターは餌がないところに住んでいることが多く、限られた餌をより多く消化吸収するために盲腸にいる細菌の動きで食物繊維を炭水化物に変化させることができます。
排出された「盲腸糞」をもう1度食べることにより、消化吸収するそうです。
- ・フンをとばす
フンを飛ばすときは退屈している時です。
- ・はいつくばってウロウロする
自分のニオイを付けて縄張りを広げるときの動作です。
- ・手を噛む
甘噛みの場合は本能的にものを確認していますが、痛いほどかむ場合は驚いた時や怖い時などです。
いきなり視界に入ったり寝起きなどの場合、頭で考えるより先に行動してしまうそうです。その場合は、懐いていても噛みつきます。
懐いているのにずっと噛みつく場合は、ケガや病気の時もあります。
- ・耳がピンとしている
聞いたことのない音がすると、耳に神経を集中させ周囲の状況を確認します。
人間の4倍の音域を聞くことができるそうです。
- ・耳が倒れている
耳が倒れているのは集中している時です。この時にハムスターに触ると噛みつかれることが多いです。
- ・キーキー・ジージー鳴く
嫌がっている時です。かわいいからと、触ったりしないでください。
また、何もしていないのに鳴く場合は、風邪、肺炎、呼吸器官系の病気の場合があります。
- ・口が開いたまま
ハムスターは口呼吸を苦手としています。口が開きっぱなしの場合は病気が疑われます。
- ・体を伸ばして寝る
伸びて寝ているのには理由が2つあり、1つは暑くて参っている時です。涼しくしてあげてください。
もう1つは飼い主さんを信頼しきって安心している時です☆
- ・自分のしっぽを追いかける
自分のしっぽを追いかけてグルグル回る場合は、中耳炎や内耳炎が疑われます。
- ・死んだふりをする
大きな音を出すと驚いて死んだふりをします。
ハムスターにとって大きな音は死ぬほどの恐怖です。強いストレスは病気の原因だけでなく突然死を引き起こしかねません。
以上、ハムスターは犬や猫と違い、スキンシップが取りにくいです。
まずは「嫌がることをしていないか」気を配ることが仲良くなる秘訣かも知れません。