お別れのこと
ペットちゃんが、前触れもなく突然亡くなったというお話もよくお聞きしますが、長く闘病を続けた末に亡くなった話も結構お聞きします。どちらにしても、どんな別れも辛く、その衝撃は計り知れません。
急な別れも心積りがない分ショックは大きいものになりますし、闘病が長く続くとかわいそうで見ていられなくなります。そして、どのようなお別れであっても、必ず後悔はあります。
「こうしてあげれば良かった」
「こうしなければ良かった」
等々、きりがない程、悔やんだりあれこれ悩んだりしてしまいます。
うちの子は13歳半。今はまだ元気にしてくれていますが、いつか来る別れを受け入れることができるのか、たまに不安になる時があります。
忙しい時にちゃんと構ってあげれらなかったり、長く留守番をさせてしまったりして、ごめんね、ごめんね、と思いながら日々過ごしています。もっともっと一緒に過ごす時間を作りたいと思ってはいても、なかなかできないのが現実です。それでも、帰宅すると毎回、何年ぶりかに会ったかの様に喜んでくれる姿を見て、愛おしくてたまらなくなります。
この愛らしい子が、ある日突然、目の前からいなくなる…
それはどんなに辛いことでしょう。お客様のお姿を拝見する度に、胸が痛みます。
私自身、ペットとの別れはこれまで何度も経験してきてはいるのですが、こればかりは一向に慣れることはありません。
一日一日、ペットちゃんとの時間を大事に過ごしたいです。